関東学院六浦中 学校見学
先日、月末の休みを利用して、関東学院六浦中学校の見学に行ってきました。
平日にも関わらず、個別にご丁寧に対応していただきました。
①アクセス(交通)
金沢八景駅から歩いて10分ぐらいです。海岸沿いで歩道が整備されているので歩いていて気持ちの良い道でした。
②外観
まず関東学院大学のキャンパスが目に入ります。
中学校が見当たらないので場所を間違えたかと思いましたが、守衛さんに聞いたら、坂を少し上ったところとのこと・・・。
ありました!さらに門をくぐり歩いていくと…
きれいなサッカーグラウンドが!もちろんラグビー用のポールも立っています。ここは大学と共用しているらしいです。
サッカーグラウンドの前に中学高校の正門がありました。
③説明
面談室で学校の教育理念や入試についてあれこれとお伺いしました。私がブログで書くより、ホームページやパンフレットを見た方が正確なので、控えておきます。広報担当の先生はとても感じの良い先生でした。
④学校内見学
1.教室
この日は校外学習(雨天の振替)だったため、生徒のようすを見ることができませんでしたが、施設は思う存分、見学できました。
印象としては、とにかくきれいです。これでも汚い方だと言っていたのには驚きました。清掃も生徒がやっているとのことです。整理整頓もされていてとても良い環境です。
掲示板もすばらしい!無駄なお知らせや見栄えの悪いものはなく、スッキリとした掲示板と壁です。
2.廊下
ロッカーも良いですね。ロッカーからはみ出しているものもなく、施錠もしっかりされています。
また、廊下のいたるところに、ラウンジが設置されています。
3.生徒用のラウンジ
自習室もあるそうですが、それとは別に生徒同士で話しながら勉強するのに使えるラウンジがあるそうです。定期試験前などはにぎわってそうですね。
併設されている売店には学校用品や文房具が売られていて便利そうです。
4.図書室
決して大きくはありませんが、おすすめの本などがテーマごとに展示してあって、つい本を手に取りたくなり雰囲気です。
5.実験室
実験をとても大切にしているとのことです。物理実験室と化学実験室で分かれていました。
6.礼拝堂
キリスト教の教えに基づいた学校ならではの礼拝堂です。パイプオルガンが圧巻です。この日は先生が練習していたらしく、すばらしい音色を聞くことができました。
7.その他
ネイティブと英語を楽しめる部屋や、進路指導室などいろいろと拝見させていただきました。全体的な印象としては、新しい試みをされている中においても、子どもたちを育てるための軸の部分はぶらさずに、しっかりと指導している印象です。
あとはやっぱりラグビーですね。女子ラグビー部も活躍中!
日本の子どもはもっとラグビーをやるべきです。
私もこどものころにラグビーに出会えていたらなぁとよく思います。
⑤総論
決して偏差値の高い学校ではありませんが、特有のギスギスしたような感じは受けません。生徒それぞれに合わせてフォローしてくれる印象を受けました。競争意識をあおるような学校ではなさそうなので、その部分で合わないご家庭はあるかと思いますが、進学可能性のある併願校、滑り止めの学校としては十分も十分ではないでしょうか。
埼玉にも同じ偏差値帯で、これぐらい雰囲気の良い学校があるといいんですが・・・。
以上、関東学院六浦中の見学のご報告です。
快く見学をお受けいただいた学校関係者の方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。
■営業時間
平日13:00~21:30
土曜10:00~21:30
日曜 不定期
■住所
埼玉県川越市大字砂935-6
■電話
049-265-8994
【中3・2学期】私立高校の個別相談会を上手に利用する!
非公式でありながらも旧態依然と続く北辰テストによる私立高校の個別相談会・確約制度 … 私たちはこの制度に賛成ではありませんが … 利用できることは上手に利用しましょう。今回は個別相談会に関する疑問点にお答えします。
①評価の対象となる科目は?
…3教科、または5教科の良い方です。また、北辰テストだけではなく内申点によって判断する学校も多いです。
②北辰テストのどの回が対象?
…最近は7月~12月が主流です。4月~12月を見てくれる学校もあります。その中の成績が良い結果の2回の平均、または基準を2回クリアしているかどうかで判断する学校がほとんどです。
③個別相談会はいつから参加した方が良いですか?
…早い方が良いです。早く参加して不利になることはありません。早い学校では9月から個別相談会を実施しています。基準を超えていなくても、「次の北辰テストで偏差値○○以上取れれば大丈夫です。」など前向きなことばをもらえるときが多いです。
④相談会は予約制ですか?
…予約制とそうでない学校があります。「学校名+相談会」で検索しましょう。
⑤どうなったら確約(絶対に合格)ですか?
…確約制度は非公式のため、「確約」ということばを高校側が避ける傾向にあります。「受験すれば合格できますよ。」というような表現の学校が多いです。中には「大丈夫ですよ」と一言で済まされる場合もあるそうです。また、偏差値60以上の学校は確約ではなく、加点としている学校があります。(加点と言ってもまず合格できるような加点の仕方です。)
⑥その他の注意点は?
…個別相談会で、「相談番号」みたいなカードを渡され、願書にその番号を書かなければいけない学校があります。番号カードを渡されたら大切に保管しておきましょう。
コラム【確約制度に賛成できない理由】
結論からいうと、「受験生が最後まで頑張ろうとしないから!」…これにつきます。
「俺、もう確約もらったからラクショーだぜ」
そんな受験生を見ると、教育に関わる人間としてとても虚しくなります。
結果がどうなるかわからない…だからこそ一生懸命努力して結果を出す!…そういうことを、青年には教えるべきではないでしょうか。
「不合格になったらどうするんですか。」…そんな声が聞こえてきそうですが、何も得ない受験よりかは意味あるものだと思います。不合格になったら大変なのはわかります。受験生も、保護者も、塾としても大変です。だからこそ必死に勉強するのです。埼玉以外の受験生はそれが当たり前です。
それを大人の都合(生徒を確保したい高校、合格を出したい塾、進学先を確保したい保護者)で、受験生を甘きに引っ張るのは、いかがなものかと…。
また、その都合主義が、埼玉の私立高校の学力停滞につながっているようにも思えます。
高校が悪くなっていると言いたいのではなく、中堅上位より偏差値が高い私立進学校は、確約制度を撤廃した方がもっと良い高校になるのではないでしょうか。
以上、あくまでも私の意見です。
確約制度は便利で助かる!確約制度があるからのびのびと勉強できる!…人それぞれ価値観はさまざまです。
ただ、あまりにも定着しきっている埼玉の確約制度についてみなさんにも考えてもらいたいのです。
■営業時間
平日13:00~21:30
土曜10:00~21:30
日曜 不定期
■住所
埼玉県川越市大字砂935-6
■電話
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栄東中学校 塾対象 説明会 ②
栄東中の入試の変更点と戦略について
【2017年度変更点】
・A日程からの特待合格判定は出さない。
・東大Ⅰの加点はなし
【受験戦略】
①最難関校合格を目指す受験生
⇒東大Ⅰ出願
⇒東大Ⅰが×なら、東大Ⅱを受験
(滑り止めの学校がなく不安ならB日程を受けておく)
②できれば東大コースで合格を取りたいが不安な受験生
⇒A日程、東大Ⅰに出願
⇒だめならB日程、東大Ⅱに出願
③難関コースの合格を取りたい場合
⇒A日程、B日程に出願
(成績次第で、東大Ⅰをうけるかどうか判断)
栄東の校長先生のお言葉より
いろいろお話ししていましたが、「基礎、基本の大切さ」を繰り返し強調していました。
本当にその通りだと思います。正しく、堅固な土台こそ、難関校に通用します。それは中学入試だろうが、高校入試だろうが、大学入試だろうが共通することです。
■営業時間
平日13:00~21:30
土曜10:00~21:30
日曜 不定期
■住所
埼玉県川越市大字砂935-6
■電話
049-265-8994
栄東中学高校 塾対象 説明会 7月7日(木)①
今年度、東大の合格者が浦和高校を抜き、絶好調の栄東の説明会に参加してきました。
少し話はそれますが、東大の合格者数のお話しです。
↓東大合格者数の参考サイト
http://blog.jyukeho.jp/entry/todai2016
東大合格者数ランキングを見ていると、都立躍進、県立千葉高校躍進の文字が目に移りますが………
……………埼玉県立はどした?
まあ、埼玉の公立高校が伸びないのも当たり前な気もしますが。
北辰テストを利用した歪んだ私立入試と、県立難関校に合格できれば良いと考えて学校の教科書レベルの完成度を高める指導しかしない塾…、またそれを望む保護者が多い土壌が埼玉県立の学力低下を生んでいるのは明らかです。
もともと埼玉の県立高校は、浦和高校を筆頭に、浦和一女、大宮高校、川越高校などなど、素晴らしい高校がそろっています。それに憧れることを否定するつもりはありません。保護者におかれても、それらの高校に合格することを望むのも良く分かります。
しかし、高校合格が彼らのゴールではありません。高校に進学して卒業してからが、勝負であることは多くの大人がわかっていることです。
【受験生】
まずは合格を確保したい。事前相談会で合格をもらう。それ以上はとやかく望まない。そもそも都内や千葉の厳しい入試を戦っている受験生にはなかなか勝てない。あとは県立高校受かれば良いかな?………
【学校側】
生徒が集まらなくなるのが嫌だから事前相談会で合格の確約を出す。事前の確約を出すからまともに受験勉強しない。当然高校の内容がついていけない。学力が低下する。学校の魅力がなくなる。だから、もっと確実に生徒を集めるため確約の基準を緩くする・・・
埼玉入試の負のスパイラルです。「高校合格したい受験生と生徒を集めたい高校」の甘えが生んだ恐怖のスパイラルです。
受験生も私立高校側も、真綿で首を絞めるようなことをせずに、競争から逃げずに、しっかりと戦いましょう。もういい加減に事前相談会はやめましょう。どう考えてもおかしいです。子どもたちをそんな不健全な競争にさらして良いのですか?・・・・
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書いていたら腹が立ってきました。
栄東のことは明日更新します。ごめんなさい。
■営業時間
平日13:00~21:30
土曜10:00~21:30
日曜 不定期
■住所
埼玉県川越市大字砂935-6
■電話
049-265-8994
埼玉県立高校入試_2次募集(欠員補充)
私立高校の個別相談会も終了し、いよいよ学校の先生とも進路面談が進んで行く時期です。
NextStageでは、ご希望の方とは個別に進路面談や学習面談を実施しています。
学校の先生や塾講師と進路相談をすでに受けた方においても客観的な意見を聞きたいということで利用していただいています。
さて、先日ふとした話の中で県立高校の追加募集(二次募集)の話題があがりました。
なお、現行の県立高校の入試システムをかんたんに確認しておくと、次のようになっています。
・学力検査は1回のみ
・選抜方法(計算方法)が2種類存在する(テストの点数重視と内申重視)
・加算方式で計算(⇒テストの点数、内申点それぞれでの足きりはない。)
・面接は一部の学校のみ
・入試問題(学力検査の問題)はすべての高校で共通(⇒現2年生から変更されます。)
入試が一度きりなので、どうしても県立高校に進みたい方には不安な入試システムです。
そこで気になるのが追加募集(二次募集)です。
多くの進学講演会や説明においても、この点について触れることはまずありません。
県教育委員会の入試資料をみても基本的には公表していない状況です。
ですので、調べても思うようなページがなかなか検索にひっかかりません。
いろいろみていると、追加募集ではなく「欠員補充」というのが正しい認識らしいです。
なお、県教育委員会や情報誌などにおおっぴらに掲載していない理由としては、
「入試の制度のひとつ」ではなく、「定員割れを起こした学校が独自に行っている」という扱いになっているからだと思われます。
学校がそれぞれ行うものなので、欠員補充の日程や人数があらかじめ定まっているものではありません。
県立入試の合格発表後に県教育委員会がその状況を発表します。
昨年2016年度入試については
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/26nyuushi-jouhou.html(埼玉県県教育委員会)
を見ればそのようすがわかります。
これで入試の疑問がひとつ解決です。
もちろん、県立入試が不合格になり欠員募集に出願!という、最悪の状況は避けたいところですが、受験生をサポートする大人のひとりとしてすべての可能性は考えなければなりません。
県立入試まであと70日を切りました。がんばれ受験生!
— 学習塾NextStage ( ネクストステージ )–
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学ぶのが楽しくなり積極的に勉強する子が育つ学習塾のお役立ちブログです
新河岸にあるNextStageは、勉強させる、教えるという方針ではなく、生徒一人一人が自らの意思で積極的に学ぶことができる環境を整えております。自分の弱点や苦手分野を把握して生徒をサポートするパソコンとともに、理解できる楽しさを噛みしめながら前へと進んでいき、成績アップへとつなげていけます。
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